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煙雨亭(えんうてい) 象山神社内

佐久間象山が暮らした家の茶室

佐久間象山は松代における9年の蟄居の後、元治元(1864)年京都に上り、しばらくして三条木屋町の鴨川べりの一戸構えに移りました。家は平屋で広く茶室が備わり、眺めも良い家でした。象山はこの家を煙雨楼と名づけ同年7月11日に亡くなるまで2カ月間暮らしました。

佐久間象山の往時を偲び後世に伝える建物

この茶室は煙雨楼内の茶室で、昭和40年頃解体の折、京都象山会の高岡謙次氏がその資材を譲り受け保管されていました。昭和56年に資材が寄贈され、象山の往時を偲び後世に伝えるため煙雨亭と名づけられ象山ゆかりの地に移築したものが現在も残る建物です。

基本情報

煙雨亭(えんうてい) 象山神社内

住所 〒381-1231 長野県長野市松代町1533−3
交通 車 / 長野ICから約2.5km
バス/ JR長野駅善行寺口(のりば③)
松代高校行き約30分、松代八十二銀行前下車徒歩約10分
*真田宝物館から徒歩約10分