林正寺

真田家二代藩主・信政の霊屋だった林正寺の建物

林正寺の建物は長国寺にあり、開山堂になった幸道の霊屋の北に並んで建ててあったものを、昭和27（1952）年この地に移築しました。元々は真田家2代藩主信政の霊屋として建てたもので、信政は万治元（1658）年信之に先立って死去し、続いて同年信之も死去しています。

霊屋は2年後の万治3（1660）年、信之の霊屋と同時期に建てられたもの。桁行三間、梁間四間、入母屋造り、杮（こけら）葺きの信之霊屋とほぼ同じである。異なるのは杮葺きが後に瓦葺きに変更されている点や、千鳥破風、向拝の彫刻を獅子、内部欄間を天人とする点です。

基本情報

住所	〒381-1233 長野県長野市松代町９４７