TOURIST ATTRACTIONS

象山記念館

幕末維新の先覚者
佐久間象山

象山は下級藩士の生まれ、幼時から秀才として知られていました。第8代藩主 真田幸貫に見いだされ、幸貫の嫡子 幸良の近習となり、その後老中として就任。幸貫が幕府老中海防掛になると、象山は顧問として外国事情を研究。また、藩主には「海防八策」を上申しました。
1854年(安政元年)ペリー来航時、吉田松陰密航事件に連座し松代に蟄居。8年に及ぶ蟄居が許され、1864年(元治元年)将軍 徳川家茂の命で上洛し、公武合体に尽力。それが尊攘派の反発を招き、三条木屋町で暗殺されました。

知識人・象山の才能にふれる

1964年(昭和39年)地元の有志によって象山先生百年祭奉賛会を設立。展示施設の完成を試み、しばらくは奉賛会が管理運営をおこなっていたが、1967年(昭和42年)同奉賛会から長野市に譲渡され、開館しました。
記念館には、公武合体派の開国論者である佐久間象山の遺品、遺作を展示。象山作と伝えられている電気の治療器や医薬用蒸留器などから、その才能をうかがい知ることができます。

基本情報

象山記念館

住所 〒381-1231 長野県長野市松代町松代1446−6
TEL 026-278-2915
営業時間 9:00~17:00
(11月~3月は16:30まで)
※入場は閉場30分前まで
定休日 毎週火曜日
年末年始
くん蒸期間中(6月予定)
入場料 個人   :   大人   400円
         小中学生 100円
団体(20人以上):大人   300円
         小中学生 50円

※小中学生は土曜日無料
※2館・3館共通券・団体料金その他イベント内容は、真田宝物館ホームページにてご確認ください。
交通 車 / 長野ICから約2.4km
バス / JR長野駅善光寺口(のりば③)
松代高校行き約30分、松代八十二銀行前下車徒歩約10分
*真田宝物館から徒歩約10分