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旧松代藩鐘楼
真田信之が建てたとされる鐘楼
旧松代藩鐘楼(しょうろう)は松代藩初代藩主真田信之が松代に入封(にゅうほう)直後に建てられたとされ、当初は火の見櫓の役割を兼ねていました。昼夜の区別なく2時間ごとに時刻を知らせたほか、城下で出火があった際にも鐘をついて非常を知らせていました。
佐久間象山が電信実験をしたと言い伝えられている
過去3度の火災に見舞われており、現在の鐘楼は享和元(1801)年に鐘楼と火の見櫓を別棟にした際に造営されたもの。鐘は太平洋戦争で供出されたため、平成3年に旧鐘の寸法や重さを模して付けられました。この鐘楼で佐久間象山が電信実験をしたという言い伝えも残っています。
鐘楼の高さは約12m
構造は石積みの基壇(きだん)の上に立つ井楼(せいろう)式高櫓形鐘楼で高さは約12m、屋根は切妻の瓦葺きです。屋根まで伸びる四隅の柱を保護するために、支え柱を立て下見板張りとなっています。内部は三層で土間を除いて床は板張り、各階ははしごでつながっています。
基本情報
旧松代藩鐘楼(市指定文化財)
住所 | 〒381-1231 長野県長野市松代町松代166−2 |
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TEL | 長野市教育委員会文化財課 TEL 026-224-7013 |
営業時間 | 外からのみ24時間見学可能 |
料金 | 無料 |
交通 | バス / JR長野駅善光寺口(のりば③) 松代高校行き約30分、松代八十二銀行前下車徒歩約3分 |
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