TOURIST ATTRACTIONS

真田勘解由家

藩主である真田家と勘解由家(かげゆけ)

松代藩二代藩主真田信政の長男信就(1634寛永11年~1695元禄8年)は大名家に入るのを好まず、名を真田勘解由とし、末弟である幸道が三代藩主となりました。その後、信就は勘解由家の家督を長男の信方に譲り、弟幸道には子がなかったため、信就の六男信弘が四代を継ぎました。
松代城花の丸御殿から移されたという美しい薬医門、白い土塀が目をひきます。移築前は茅葺だったそうです。

八橋流箏曲再興の祖

真田家に伝わる箏曲の「八橋流」。二代藩主信政の江戸側室で才人と伝わるお図(お通)の方が京都で学んだ奏法を真田家に伝えたのが始まりとされています。
1956(昭和31)年流派の伝承が途絶えたとのラジオ放送を偶然聞いた真田志ん(真田勘解由家)は一念発起。73歳にして各地で演奏活動、後継者育成に奔走、国の無形文化財として表彰されました。

基本情報

真田勘解由家

住所 〒381-1231 長野県長野市松代町212