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願行寺

1622年に真田氏に従い松代に移った寺

願行寺(がんぎょうじ)は由緒書(天文年中/1532~55)によると、小県郡海野荘の海野左京太夫幸義が祖先である棟綱の菩提を弔うために開基されました。神科伊勢山(上田市)、真田、上田表を経て元和8(1622)年に真田氏に従って松代に移ったといいます。

伊木尚正が祀った寺宝 信之影像が現存する

初代松代藩主・信之の近臣、伊木尚正が信之没後、この寺で出家し庵を構えて主君の菩提を弔っていました。享保18(1733)年の大火で焼失しました。その後も計4回の大火に遭いましたが、伊木尚正が祀った信之影像は寺宝として現存します。境内入口の優しい姿の子安地蔵も印象的です。

基本情報

願行寺

住所 〒381-1231 長野県長野市松代町 松代御安町1124