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気象庁地震観測室(松代地下大本営跡)

地下壕跡を活用した気象庁地震観測室

気象庁地震観測室は松代地下大本営跡にある施設です。第二次世界大戦末期、軍部が本土決戦最期の拠点として、極秘で大本営軍司令部 参謀本部 政府各省等を松代に移す計画で終戦までの約9ヶ月の間に2億円の巨費と、のべ300万人が労働者として動員され地下壕がつくられました。

数百メートル規模の大地下壕

ここは地質学的に堅い岩盤地帯であるばかりでなく、海岸線からも遠距離にあり川中島合戦の古戦場としても知られる要害の地です。規模は三段階、数百mにわたるベトン式の半地下建造物、舞鶴山を中心として皆神山、象山に碁盤の目の如く縦横に掘抜く大地下壕です。

世界屈指の地震観測所

現在は世界屈指を誇る気象庁の地震観測所として使用され、高倍率のひずみ地震計はじめ各種高性能観測機が日夜活躍しています。

基本情報

気象庁地震観測室(松代地下大本営跡)

住所 〒381-1232 長野県長野市松代町1150