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皆神神社

熊野出速雄神社本殿

熊野出速雄神社本殿は、現存する数少ない修験道の中世の遺構であり、非常に貴重なもの。他の修験道建物とも共通し、妻入りの形式です。建築年代は15世紀末期から16世紀前期。当初内部は、内陣、下陣に区切られていました。

大日如来、阿弥陀如来、弥勒菩薩

3体とも神像に近い法衣の寄木作りで、彩色はほとんど剥落しています。像高は、33センチメートル前後。製作年代は永正4(1507)年。皆神山修験道場としての熊野出速雄神社の本尊です。歴史的価値はもちろん、製作年代、作者、願主が銘文で明らかであることも重要です。

基本情報

皆神神社

住所 〒381-1222 長野県長野市松代町5454 能野出速雄神社