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栗林忠道今井武夫顕彰平和宣誓碑

長野市ゆかりの2人の軍人の言葉を刻んだ平和宣誓碑

栗林忠道は長野市松代町出身、今井武夫は長野市北長池出身の陸軍軍人です。栗林は長野中学校(現長野高校)、陸軍軍人士官学校、陸軍大学校を卒業後、カナダ公使館付き武官、第23軍参謀長などを歴任。第二次世界大戦末期の1945(昭和20)年、「硫黄島の戦い」において、2万名の将兵とともに戦死しました。死後、陸軍大将に昇任。その戦闘指揮によって、敵であったアメリカ軍から「アメリカ人が戦争で直面した最も手強い敵の一人であった」と評されました。
今井は長野中学校で栗林の4期後輩です。同じく、陸軍士官学校、陸軍大学校を卒業。シベリア出兵、参謀本部員として満州事変を体験。太平洋戦争時のフィリピン戦線「バターン行進」で理不尽な命令に抗して米比の捕虜、約1,000人を釈放。敗戦後は中国との信頼関係で法人・軍人の早期安全引揚げに尽力しました。

基本情報

栗林忠道今井武夫顕彰平和宣誓碑

住所 〒381-1222 長野県長野市松代町豊栄2833